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2010年度 行政書士試験解答速報

2010年11月14日 20時40分 時点におけるデータです
※この速報は、新田資格塾の独自の見解であり、正解を保障するものではございません。
※以後、予告なく変更する可能性があります。

正答 正答 正答 正答
1 11 3 21 2 31 5
3 12 2 22 5 32 1
2 13 1 23 2 33 2
5 14 3 24 4 34 3
3 15 4 25 4 35 3
5 16 2 26 3 36 3
2 17 4 27 4 37 2
2 18 4 28 4 38 4
2 19 1 29 3 39 4
10 2 20 5 30 2 40 1

41 18 9 7 13
42 2 10 9 1
43 17 8 6 14

44 主文は、換地処分が違法であることを宣言し、請求を棄却する判決内容となり事情判決と呼ばれる。(45字)
45 Cは自己の求償権確保のため、譲渡前に代位の付記登記を経た上でAが有した抵当権を行使できる。 (45字)
46 不法行為の被害者に現実の弁済によって損害の填補を受けさせると共に、不法行為の誘発を防止する(45字)

正答 正答
47 5 54 3
48 4 55 2
49 2 56 1
50 4 57 3
51 3 58 3
52 3 59 4
53 3 60 5

【総評】

新田資格塾
代表・講師 新田拓巳


今年の行政書士試験の印象としては、前年に比べ全体的に難化したと感じた。

18年度に行政書士の試験制度大改正が実施されて早5年目の試験だが、出題配分(分量・分野)に関しては大筋固まってきている。


(1)5肢択一式

・基礎法学 2問
・憲法 5問
・行政法 19問
・民法 9問
・商法 5問

の出題だった。

【基礎法学】難化
ニュースでもよく目にする裁判員制度についての出題や、犯罪被害者等の権利利益の保護を図るための刑事手続に付随する措置に関する法律(平成十二年五月十九日法律第七十五号)についての出題がなされた。

1999年に司法制度改革審議会が内閣に設置され、以後司法制度改革が徐々に行われ今日に至る。

裁判員制度の骨組みもこの審議会で決定されたのだが、行政書士として新司法制度への理解を求めることから、このような出題になったものと思われる。

【憲法】やや難化
憲法が出題される国家資格や公務員試験においては出題される題材についてはどれもお馴染みのものが多い。今年の試験についても題材は例年通りの内容であった。

毎年行われる試験にて新しい出題をと考えると、個数問題にしたり組合せ問題にしたり、出題方法(問い方)を変えて出題することになる。

憲法は、学習時に条文と判例をきちんと読み込み、本試験で冷静に判断できれば解答を導けるものが多い。

【行政法】やや難化
例年通り行政法からの出題が多くを占めるが、“行政”書士ということで、試験自体が行政法を重視したものであるのは当然である。
行政書士試験においては、この行政法をいかに攻略するかが合格のキーポイントになる。

今年の試験に関して行政法は、前年よりはやや難しくなったものの、過去問に出題されるような基本的な条文知識や判例知識を問うような問題も多く出題されたため、全く太刀打ちできないということはなかったと思う。

ただ、他の法律関連国家資格でもそうだが、「論理的思考型」の問題も出題されていることから、基本知識だけで挑むと解答を導けない問題もあった。この行政書士試験でも“問題をその場で考えられる能力”を勉強の中で養っていく必要があると思われる。

個数問題や、やや聞き方の難しい問題、そして過去に出題がない問題も出題されていることから、基本的な条文・判例知識に加え、いま一歩踏み込んだ学習が必要になってきたと感じられる。

【民法】やや難化
ほとんどが事例問題であった。テキストで学習する段階で“自ら事例に当てはめて考えてみる” といった勉強方法が大切である。

法律相談形式での出題も近年見られることから、勉強⇒実務と直結した知識を理解しているかを踏まえてのことだろう。
組合せ問題が多かったことから、きちんとした知識を持って挑まなければ解答にたどり着けない問題も多かった。

【商法】やや難化
行政書士試験の商法は例年通り細かな条文知識を要する問題が出題された。学習する段階で、きちんと条文を読み込む事を意識して学習していかなければならない。

例年出題がなかった“商行為”の分野からの出題もあった。当塾では、事前に十分に対応をしていため正答できた受講生も多かったであろう。

(2)多肢選択式

・憲法   1問
・行政法 2問

の出題だった。

問41・42については、憲法の統治分野や基本事項が問われていたので比較的解き易い問題だったと考える。問43については、最高裁の判例を使用した問題であり難しい分野だった為、受験生にとっては苦しい問題であったのではないか。多肢選択式は、例年並か、やや難化というところである。


(3)記述式

・行政法  1問
・民法 2問

の出題だった。

今年も全て事例問題であったが、問44(行政法・行政事件訴訟法)は問われていることが基本事項であった為、解答は導きやすかった。
問46(民法)も、基本的な内容だった為、解答は導きやすかった。
しかし、問45(民法)の問題は、条文の正確な知識を要求する問題であり、実務的な問題でもあった為、受験生が完全な解答を導くのは難しかったものと思う。

問46 【参考判例】最判昭49.6.28
民法五〇九条の趣旨は、不法行為の被害者に現実の弁済によつて損害の填補を受けさせること等にあるから、およそ不法行為による損害賠償債務を負担している者は、被害者に対する不法行為による損害賠償債権を有している場合であつても、被害者に対しその債権をもつて対当額につき相殺により右債務を免れることは許されないものと解するのが、相当である


(4) 一般知識等

一般知識に関しては、例年より易しかった。文章理解の問題(問58・59・60)も易しかった。
他の分野に関しても、「行政書士の業務に関連する」一般知識等と言われている通り、行政書士の業務に関わる分野からの出題が多かったので、過去問の正確な演習と、常日頃ニュースや新聞で関心を持っていた受験生にはそれ程難しくなかったものと思う。


2010年度の行政書士試験全体の総評としては、昨年より難化した印象である。
しかし、細かい知識を問う問題も随所に見受けられたが、依然基本的な事項を問う問題も多く出題されていることから、テキスト・過去問で基本的事項の土台をしっかり作り、そこから模試や条文の読み込み、判例の検討まできちんと行えた受験生は、合格に有利と思われる。

以上
2010年11月24日

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